山手線ループラインを都歩

Walking

2026年5月3日 山手線ループウォーク(東京都)
11時間半で山手線をぐるりと一回り
(約45km、消費カロリー3004kcal)

単身赴任していた九州では山歩を楽しませていただきました。あの大自然を身近に楽しめない寂しさ、、、。ふと、思いついたのが『都歩(とほ)』。東京近郊に住んでいながら、わかっているようでわかっていない東京。主要駅周辺は断片的に理解していても全体として理解していないし、まだ下車したことのない駅もたくさんある。九州の自然と対極にある人工の都市環境・地理を解明すべく、運動不足解消・気分転換がてらにウォーキングすることにしました。手始めは山手線一周です!

朝2番の電車で大手町へ

午前6:00 丸の内オアゾも人気がありません。まずは丸の内へ

祝日で人も少ない。丸の内は秩序と歴史が共存する規律のある街

いつもの通勤で通る丸の内北口改札。人混みで落ち着いて歩くこともできませんが、今朝は嘘のように静寂。上を見るとドームの天井。八隅には干支のレリーフが配置されています。

八重洲側へ移動。東京駅を起点に山手線の外側(原則)を反時計回りに歩いていきます(6:09)。

日本橋川沿いの常盤橋公園に建立されている渋沢栄一の銅像。日本銀行本店を背に設立に深く関わった第一国立銀行(みずほ銀行の源流)の方角を向いて立っています。

神田駅に到着(6:27)。山手線、京浜東北線、中央線に加え、東北・上野東京ラインや新幹線が通る巨大な高架橋にはしっかりとした防音壁が備わっています。

秋葉原駅に到着(6:39)。ヨドバシカメラ、書泉グランデなど寄り道が楽しい駅。つくばエクスプレス(TX)の起点です。

御徒町駅に到着(6:56)。入口に気づかず通り過ぎてしましました。日中は身動きが取れないほど混雑するエリアですが、この時間はまだ人通りが少なく、ひっそり。

上野駅に到着(7:04)。ターミナル駅の威厳はそのまま。中央改札口には猪熊弦一郎の大壁画『自由』がお迎え。戦後まもない1951年に制作されたもので、上野駅の「顔」として多くの旅人を見守り続けています。

鶯谷に到着(7:24)

跨線橋から見た線路。なんと12本もある。鉄道ファンにはたまらない眺望。山手線、京浜東北線、宇都宮・高崎線、常磐線がひっきりなしに走る。

ディープな繁華街を通り抜け、王子街道を進む。巣鴨駅の手前の真性寺門前の言葉は今日の自分にあてた言葉に思えました。

日暮里駅に到着(7:48)。JR(山手線・京浜東北線・常磐線)、京成電鉄、日暮里・舎人ライナーの3社5路線が乗り入れます。

常磐線の踏切。特急ひたち(E657系)が通り過ぎます。奥の高架は、京成電鉄などの線路です。

西日暮里に到着(7:57)。日暮里駅からわずか500mほど、山手線で最も駅間距離が短い区間です。

田端駅手前の跨線橋に東北新幹線200系の車輪と連結器カバーが展示。東京駅から7.7kmとの表示があります。

田端駅に到着(8:15)。山手線と京浜東北線がここから駒込方面(山手線)と王子方面(京浜東北線)へと別れます。

しばらく山手線の内側に入ります。丘を登り、閑静な住宅街を抜けると山手線唯一の踏切『第二中里踏切』。安全性の向上や渋滞解消のために廃止・立体交差化される計画が進んでいます。この踏切から山手線外側へ復帰

駒込駅に到着(8:15)。入り口の上部にある、天使や植物が描かれたブロンズ調のレリーフは「ソメイヨシノ発祥の地」として知られる駒込の歴史を反映したデザインです。

駒込駅のすぐ近くにある「染井吉野桜記念公園」。駒込・染井エリアは、日本を代表する桜の品種「ソメイヨシノ」が誕生した場所。来春は咲いているときに行こう!

巣鴨駅に到着(8:55)。「おばあちゃんの原宿」ですが、寄り道せず山手線沿いを歩いていきます。

大塚駅に到着(9:09)。都電荒川線が乗り入れます。ここから池袋まで緩い登りになります。

大塚駅から池袋駅方面へ向かう途中にある「堀之内橋」。欄干に電車(103系)のレリーフあり。

鉄道跨線橋に架設された吊り足場。JR線の運行を妨げないよう、線路内に支柱を立てない吊り足場工法が採用されています。高所作業ご安全に!

池袋エリアのランドマーク、豊島清掃工場の煙突(高さ210m)。IHI退職直前にトラブル対応した思い出があります。真夏の工事で大変だったなぁ。

池袋駅に到着(9:42)。閑静な住宅街や切通しの風景から一転して、非常に通行人が多い都市空間へ。街宣車もあり、警察の皆さんが警備にあたっていました。

東京教育専門学校(目白本館)の建物にコンピューターコード?AIに解析いただくと「アスキーアート(AA)」で表現されたメッセージやグラフィックとのこと。
・EDUCATION IS THE KEY(教育は鍵である)

・KNOWLEDGE IS THE FUTURE(知識は未来である)
・BELIEVE IN YOURSELF(自分を信じて)
・LOVE & LEARN(愛し、学ぶ)
・START NOW(今、始めよう)
と書いているようです。

目白駅の到着(10:07)。「橋の上」にある駅で改札口は、山手線を跨ぐ「目白橋」に直結しています。

高田馬場駅手前の神田川。高田馬場で食事を採ろうと考え、駅の写真撮影を失念してしまいました(泣)。

新大久保駅に到着(10:43)。コリアン、中国、東南アジア、インドなどなど街全体が多国籍な感じです。

新宿駅に到着(11:32)。西口が大規模工事中だったので東口で撮影。中間ポイントがてら、ここで昼食(ココイチのカレー)休憩です。

都営バスも正面に「日の丸(交叉旗)」の祝日仕様。バスがいすゞもいいですね!

新宿サザンテラスに隣接するJR東日本本社ビルを過ぎると小田急線の「新宿駅第1号踏切」。新宿は鉄道の要衝ですね。

代々木駅に到着(11:57)。明治神宮があるのでここから山手線の内側に入ります。

原宿駅に到着(12:18)。竹下通の入口に近く、凄まじい人混みです。若い人の比率が高いです。

明治神宮は春の例祭。参拝客でにぎわい、ハチ公バスも大活躍!再び山手線の外側に復帰

渋谷駅に到着(12:46)。直射日光で暑く、人混みを歩くのが大変。

ハチ公も金髪おばさまに囲まれ大人気

渋谷清掃工場の煙突(高さ150m)。豊島の煙突が角ばっているのに対し、こちらは円筒形に近いスマートなフォルム。一般的に「迷惑施設」と捉えられがちな清掃工場をあえて都心の一等地に置くことは、ゴミの発生源のすぐ近くで処理することで、収集車の走行距離の短縮による交通渋滞の緩和やCO2削減、災害で道路が寸断された際も、管轄エリア内のゴミを速やかに処理できるレジリエンス、エネルギーの地産地消の面でメリットがあります。

恵比寿駅に到着(13:29)。恵比寿様の微笑みに癒される。

目黒エリアへ。目黒はバスもサンマ

その先の水素ステーションは休業中。ガソリン販売はなし。

目黒駅に到着(13:54)。並んだ丸いライトが特徴的。ここから品川エリアへ下っていきます。

C55形蒸気機関車(C55 15)の動輪。スポーク型の美しいデザイン。動輪の直径は1,750mm

五反田駅に到着(14:12)

目黒川。ここの船着場から天王洲アイルまでの渡船があります。

大崎駅に到着(14:33)。ソニーや神戸製鋼のビルがあります。ここから再び山手線の内側にイン。品川からは高輪ゲートウェイ駅等のアクセスを考慮して、このまま東京まで内側を歩きます。

高輪の高級住宅街を抜けて品川へ。リニアも静岡工区の工事が始まりそうで良い雰囲気

品川駅に到着(15:10)。北口は工事中です。コンコースは未来的


高輪ゲートウェイ駅に到着(15:28)。山手線で最も新しい駅は隈研吾氏デザインの駅舎。新しく整備された広大な歩行者デッキも素敵。一方で足が少し痛み出し、歩行速度が低下。まだいけます。

田町駅に到着(16:06)。オフィス街です。

第一京浜(国道15号)に架かる「札の辻歩道橋」からの景色

浜松町に到着(16:48)。看板には「開業1909年」と記されており、山手線の長い歴史を感じさせます。

新橋駅に到着(17:10)。日比谷口の駅名看板には、SLをモチーフにしたアイコンがデザインされています。鉄道発祥の地ならではですね。

新橋から有楽町にかけての、山手線高架下に広がる「ガード下」。ちょっと飲んで帰りたくなります。

有楽町駅に到着(17:31)。京橋口は近代的なエントランス

ゴールの東京駅に到着(17:45)。何とか完歩できました。

4月から出向で職場も生活環境もがらりと変わる中、都歩で自分のペースを復帰できそうです。山歩と比べるとトイレや食事の心配をしなくてもいいし、いつでも撤退できるのもメリットです。これからも続けていこうと思います。