2026年6月28日 名車が目の前に!「サーキットの狼ミュージアム」訪問記
先日、大江戸線を都歩で練馬を通りました。自分にとって初めての練馬訪問でしたが、自分の頭には『練馬』といえばサーキットの狼の主人公 吹雪裕矢が駆る『ロータスヨーロッパSP』が真っ先に浮かびます。彼の愛車のナンバーが『練馬ナンバー』だからです。練馬を都歩できたのも何かの縁。今週末は台風の荒天で都歩は厳しいこともあり、久々にセルボに乗って彼の愛車を見学させていただくことにしました。目的地は『サーキットの狼ミュージアム』です。
『サーキットの狼』は、1975年から1979年にかけて『週刊少年ジャンプ』で連載された、池沢早人師先生による伝説的な自動車マンガです。この作品の最大の特徴は、当時実在していた世界中の超一流スーパーカーがそのまま実名で登場し、激しいバトルを繰り広げたことです。当時、小学生だった私もスーパーカーの虜になってしまいました。
自宅からほぼ2時間でミュージアムに到着。10時のオープン前ですが既に10人ほどが開館を待っています。みなさん自分と同じぐらいの年齢です。
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入場券を購入してミュージアムに一番乗り!エントランスに吹雪裕矢。右に彼の愛車 ロータスヨーロッパ。左は彼のライバルの一人 沖田のフェラーリディノ246GTのイラスト。気分が高まる!
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正面にロータスヨーロッパ!早速、観察します。
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ロータス・ヨーロッパの赤いストライプに描かれた黒い星マークは、漫画『サーキットの狼』の主人公・風吹裕矢がバトルで勝利した数、つまり「撃墜マーク(勝利の星)」を意味しています。戦闘機が敵機を撃墜した際に機体に刻む「キルマーク」と同じ発想で、ライバルたちとの激しいバトルに勝利するたびに星が増えていきました。ボディーはFRP製で重量730kg。なんとセルボ(820kg)より軽い。非力な1600ccツインカムエンジン(126ps/6500rpm)で3000cc以上のスーパーカーをオーバーテイクする姿に多くの子供が魅了されました。
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車高が低い。たった1090mm。ノーマルよりローダウンしているとのこと。スタビライザーも下端は10cmもない。しかしながら、作品(マンガ)のようにスタビライザーを打つことはかなり稀で、むしろ後ろに張り出したシフトロッドが車止め等にぶつかって損傷するケースが多いとスタッフの方に教えていただきました。
池沢早人師 サーキットの狼MUSEUM公式サイト|ロータスヨーロッパ スペシャル
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こちらはエントランスのイラストにも描かれていたフェラーリディノ246GT。ミッドシップでコーナリング性が抜群。ライバル沖田の愛車(赤)でしたが、沖田が結核で亡くなった後、吹雪裕矢が引き取り、レーシングスペシャル(RS)として生まれ変わり、流石島レースに参加しました。
池沢早人師 サーキットの狼MUSEUM公式サイト|ディノ246GT
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そのRSがこの車体です。ボンネットの狼のマークが作品のままでかっこいい。非力なロータスでパワー負けすることが多かったですが、この車を駆ることでパワーのハンデは解消。多角形コーナリングを駆使して流石島レースで優勝しました。
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最大のライバル 早瀬左近が駆るポルシェカレラRS。公道レースではパワーとテクニックで他を圧倒しますが、オイルパンを損傷し、オイルを追加しながらレースを戦い、公道レースは2位。早瀬はA級ライセンス模擬レースでは930ターボで優勝しました。
池沢早人師 サーキットの狼MUSEUM公式サイト|ポルシェ カレラRS2.7
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ご存知カウンタック。こちらはLP400Sだそうです。ライバルの「ハマの黒ヒョウ」が駆っていたカウンタックは、オーバーフェンダーのない初期型の「LP400」でした。ライムグリーンのこの車は、ワイドなフェンダーや極太のタイヤが特徴的な第2世代の「LP400S」でホイールやリアウイングのデザインなど外観はLP500Sとそっくりです。エンジンは縦置V12気筒2バルブDOHC
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カウンタックといえば真上に跳ね上がるシザードア。絵になるなぁ。スタッフの方がたまにはね上げてくれます。
池沢早人師 サーキットの狼MUSEUM公式サイト|ランボルギーニ カウンタックLP400S
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パンダミウラP400S。義兄の飛鳥ミノルさんの愛車。ヘッドライトの周りにあしらわれた黒い「まつ毛」のようなルーバー(スリット)があるのは初期型(P400)と中期型(P400S)の証。横置V12気筒2バルブDOHC
池沢早人師 サーキットの狼MUSEUM公式サイト|ランボルギーニ ミウラP400S
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フェラーリ512BBi。5000ccのV12気筒。燃料供給装置をそれまでのキャブレターから電子制御インジェクションへと進化させた、BBシリーズの最終完成型にして最強の進化系。ボッシュ製の「Kジェトロニック・インジェクション」が採用されたことで、始動性や扱いやすさ、メンテナンス性が劇的に向上しました。
池沢早人師 サーキットの狼MUSEUM公式サイト|フェラーリ 512BBi
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フェラーリ308GTB。3.0LのV型8気筒(V8)DOHCエンジンを座席の後ろ(ミッドシップ)に横置きで搭載。作品ではフェラーリの女豹の愛車。流石島のバンクでピータソン(トヨタ2000GT)に幅寄せされ大クラッシュ。しかし、美しいデザイン。フェラーリの中では一番好きかも。
池沢早人師 サーキットの狼MUSEUM公式サイト|フェラーリ 308GTB
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おなじみランチアストラトス。超ショートホイルベースのラリー専用マシン。フロントに構えた4連のフォグランプ、そして白・緑・赤の鮮やかな「アリタリア(Alitalia)カラー」がGood!。エンジンはフェラーリディノと同じV6エンジン。ターボ化するとパワーは倍増。巨大なチンスポイラー、超ワイドフェンダー、巨大なリアウイングを纏ったシルエットフォーミュラはサーキットの狼ファンならお馴染みです。
池沢早人師 サーキットの狼MUSEUM公式サイト|ランチア ストラトス
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デトマソ・パンテーラ。作品では悪役系が乗っていたので、いまいち好きになれませんでしたが。デザインやカラーリングが美しくてファンになりました。、米フォード製の5.8L V型8気筒(OHV)「351クリーブランド」エンジンを搭載
池沢早人師 サーキットの狼MUSEUM公式サイト|デ・トマソ パンテーラ
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トヨタ2000GTオープン仕様。1967年公開の映画『007は二度死ぬ(You Only Live Twice)』は日本が舞台となり、ボンドカーとして当時デビュー直前だったトヨタ 2000GTが採用されました。しかし、ジェームズ・ボンドを演じる主演のショーン・コネリーは身長が190cm近くあり、背の低い2000GTのクーペだと頭が天井につかえてしまうこと、そして車内のカメラ映りを良くするという演出上の理由から、急遽トヨタが映画撮影用として「世界にわずか2台」だけ特別に製作したのがこのオープンモデルです。貴重!インパネ周りはヤマハの職人による仕上げ。
池沢早人師 サーキットの狼MUSEUM公式サイト|トヨタ 2000GTオープンカー
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トヨタ2000GT.作品ではピーターソンの愛車。日本車で初めて「4輪ダブルウィッシュボーンサスペンション」や「4輪ディスクブレーキ」を採用。マグネシウム製の軽量ホイールや、空気抵抗を極限まで減らすための「リトラクタブル・ヘッドライト」など、すべてが走りの質を極めるために設計されました。
池沢早人師 サーキットの狼MUSEUM公式サイト|トヨタ 2000GT
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ジャガーEタイプ(左)にBMW3.0CSL
池沢早人師 サーキットの狼MUSEUM公式サイト|BMW 3.0CSL
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ランボルギーニ・シルエット(左)のファーストオーナーは小林旭さん。マセラティ・カムシン(右)
池沢早人師 サーキットの狼MUSEUM公式サイト|マセラティ カムシン
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マルーンのフェアレディ240ZGはボルト止めオーバーフェンダー。初代スカイラインGT-R(ハコスカ)。「S20型エンジン(2.0L 直列6気筒DOHC)」は、当時の純レーシングカー(ニッサン・R380)に積まれていたメカニズムをそのまま市販車用にフィードバックした超高性能ユニット。4バルブ、3連のソレックス・キャブレターを装備し、160馬力を発生
池沢早人師 サーキットの狼MUSEUM公式サイト|日産 スカイラインGT-R
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いすゞ117クーペ。1800cc(SOHC)ながら通称「ハンドメイド」と呼ばれる最初期のモデル。ジウジアーロデザインを当時の日本のプレス技術では、成型することができませんでした。そこでいすゞは、「熟練の職人が1枚1枚のパネルを手作業で叩き出し、溶接して組み立てる」という、さながらヨーロッパの高級カロッツェリアのような手法で製造。そのため、最初期の約4年半の間にわずか2,400台ほどしか生産されませんでした。新幹線の先頭車両と同じ作り方ですね。
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たくさんのスーパーカーを拝見した後、ディノ246GTとロータス・ヨーロッパ、そして風吹裕矢が描かれた巨大な壁画の前で記念撮影!セルボ(HG21S)も、ミュージアムの熱い空気感に包まれ、どこか誇らしげです。
楽しい休日を過ごさせていただきありがとうございました!
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