【都営三田園を都歩】夏の光と三田線沿線。西高島平から目黒まで、全27駅 29.9kmをただひたすらに歩いて見た街並み

Walking

2026年7月19日 夏の三田線を都歩(東京都)
西高島平から目黒へ都営三田線を全駅ウォーキング
(29.9km、消費カロリー1747kcal)


7月も後半戦に入りつつあり、梅雨明けもカウントダウン。
今回は都営三田線の西高島平からスタートして、終点の目黒を目指し、さらに南北線を都歩する過激な計画をたててみました。

都営三田線は、東京都品川区の「目黒駅」から板橋区の「西高島平駅」まで、都内を南北に結ぶ地下鉄路線です(全27駅、全長26.5km)。沿線には目黒や白金高輪といった高級住宅街から、巣鴨や板橋エリアのような落ち着いた住宅街までが広がっています。大手町(東京駅で新幹線乗り換え)、三田(浅草線経由で羽田アクセス)など、都内の主要なオフィス街やビジネス拠点へ乗り換えなしでアクセスできるため、通勤・通学・出張にとても便利な路線です。自分にはあまり縁がなく、大手町-西高島平間は今まで乗車したこともありません。ですから、板橋区は未踏の領域なのです。

今回、足回りはムーンスターのウォーキングシューズ SPLT SDM01からクッション性の良いアシックスのGEL-EXCITE 11ランニングシューズに換装。いつものように空調服、首に水を含んだ冷感タイルを巻いて臨みます。


最寄駅を朝二番の電車に乗り、西高島平駅(I-27)に到着(6:51)。埼玉県境に近い、板橋区の北西端です。日曜日の早朝なので人通りも少なめ。駅ナンバーをカウントダウンしながら目黒を目指します。

高島通りを三田線の高架に沿って進みます。左手に板橋トラックターミナル。東京都中央卸売市場 板橋市場に隣接しています。

モーガンのショールーム。ケータハブのセブンが展示されています。

Morgan Cars Japan | モーガン正規輸入総代理店(エルシーアイ株式会社)
モーガン正規輸入総代理店(エルシーアイ株式会社)です。


右手に団地が見えてきました。

新高島平駅(I-26)に到着(7:03)。駅間が短い。

昭和40年代から50年代にかけて大規模に開発された高島平団地群を右手に見ながら進みます。

4万円台のワンルームや、5万円台の1Kなどリーゾナブル。始発駅にも近いし、都心にアクセスしやすいし、東京都に住むならこの辺りかな。

高島平団地の中心地、高島平駅(I-25)に到着(7:13)

道路迎いの団地にはピーコックストア 高島平店。大規模な高島平団地の歴史を見守り続けてきた少女像(愛の像)

高島平中央総合病院を過ぎても、広大な団地群の風景が続く。首都圏だけあってさすがに規模が大きい。まるで『新世紀エヴァンゲリオン』の舞台である「第3新東京市」の団地に似た風景です。

高島通りから1本 北の路地に入り西台駅(I-24)に到着(7:29)。駅のすぐ近くには都営三田線の車両基地(志村車両検修場)があります。

再び高島平通り沿いに進みます。イオンやマクドナルドなど商業施設が立ち並びます。

肉の万世。ステーキがおいしそう!カツサンドもいいね!もう何年も食べてないけど・・・(高くて)。

志村坂下交差点で高島通りを跨ぐ高架沿いに蓮根駅前通りに入ります。

蓮根駅(I-23)に到着(7:42


商店街のキャラクターは「蓮根商栄くん」。レンコンの上に座っています。明治時代(1900年)の村の合併の際、「上蓮沼村(かみはすぬまむら)」の「蓮」という字と、「根葉村(ねっぱむら)」の「根」という字をそれぞれ組み合わせて「蓮根」という地名になったようでレンコンの産地ではないようです。ワンルーム5~7万円、2DKクラスで10万前後でリーゾナブル

蓮根商店街通りから環八通りに入ります。三田線も志村三丁目交差点で環八通りを跨ぎます。東へ進みます。

路地に入って志村三丁目駅(I-22)に到着(8:00)。高架下にはメトロロード志村3丁目。ナンバーは「463」

三田線の高架沿いに路地を抜け、中山道(国道17号)に入ります。緩やかな登りを歩いていきます。

志村坂上駅(I-21)に到着(8:15)。「志村坂」と呼ばれる坂の上にあります。三田線は地上区間(高架)から地下に入ります。

ミニストップで小休憩。「岡山白桃ソフト」がおいしい。岡山っ子(岡山出身)の自分は、枕詞に「岡山」があると何事も「ひいき」にしてしまう。やっぱり、「岡山県人じゃのう(方言)」。ミニストップはスナックが充実しているし、イートインできるのでありがたい。

ハイビスカスのようなムクゲ(木槿)の花が夏日に照らされる。白い花びらの中心が紅い「日の丸」という品種のようです。しばらく中山道を進みます。

本蓮沼駅(I-20)に到着(8:43)

2DKクラスで10~20万円。都心に近づくとさすがに高い。首都高5号線が中山道に被ってきます。日よけになりありがたい。

板橋本町駅(I-19)に到着(8:53)。板橋という地名は石神井川に架かっていた「板の橋」に由来しているそうです。

中山道と環七通りが交差。中山道陸橋も重なる交通の要所

板橋本町駅(I-18)に到着(8:55)

夏空を映す石神井川にかかる新板橋を渡る。橋の名前がそのまま駅名や周辺のランドマークですね。

氷川神社を通り過ぎ、山手通りとの分岐をそのまま中山道(左)へ進みます。

板橋区役所前駅(I-18)に到着(9:09)。板橋区役所や板橋警察署などの官公庁が集積しています。

中山道・首都高環状線に沿って進みますが、高架が高く日陰の恩恵には与れません。

新板橋駅(I-17)に到着(9:23)。
直接埼京線に乗ることはできませんが、JR埼京線の「板橋駅」まで300メートルほどの距離で、徒歩5分程度で徒歩で乗り換え可能です。

埼京線とクロスするとおふくろ観音。手を合わせている人がいらっしゃり信仰が厚い
。行く人を静かに見守って下さる気がしました。


このあたりは黒土でニンジンやゴボウの栽培に適していたようです。首都高中央環状線が左に外れ、白山通りが交差する西巣鴨交差点に入ると空が高くなりました。

西巣鴨駅(I-16)に到着(9:40)。下町っぽくなってきました。

都電荒川線と交差。新庚申塚駅があります。

左手に東京都中央卸売市場 豊島市場。巣鴨が目前

おばあちゃんの原宿こと巣鴨地蔵通り商店街。寄り道したかったのですが、先を急ぐので今回はパス

人通りが多いけど、ミストが涼しくてありがたい。右に
真性寺。「江戸六地蔵」の第3番としても知られ、入り口には大きな銅造地蔵菩薩坐像(お地蔵様)が鎮座しています。

巣鴨駅(I-15)に到着(9:58)

向かいにJR巣鴨駅、巣鴨橋を渡り、山手線、埼京線をクロスします。ゴールデンウィークには山手線沿いを一周しました。

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夜は盆踊りかな。提灯がいっぱいあって楽しそう。大人になっても夜祭は憧れます。

江戸幕府最後の将軍 徳川慶喜は明治30年(1897年)11月から4年間、この巣鴨の地に住んでいました。当時、「梅屋敷」と呼ばれる屋敷があり、慶喜はここで静かな日々を送っていたとされています。その後、明治34年(1901年)12月に、当時の豊島線(現在のJR山手線)が開通することになり、列車の騒音を避けるためこの地を去ったとのことです。

不忍通りと交差します。右に曲がると護国寺方面です。

千石駅(I-14)に到着(10:13)

右は白山通り。中山道は左へ分かれます。道幅は右の白山通りの方が広いです。

日差しがきつくなってきましたが、イチョウの木陰で遮られます。

東洋大学 白山キャンパス。モダンで開放的な建物ですね。

白山駅(I-13)に到着(10:26)。中山道から外れた白山通り(枝道)沿いにあります。

白山通り(メイン)に入ります。交通量も多めです。左側のビル影を歩きます。

春日駅(I-12)に到着(10:44)。都営三田線と都営大江戸線が乗り入れています。

春日通と交差。ここは大江戸線一周でも通ったところです。ランドマークの文京シビックセンターがあります。前回は交差点を渡り右側をあるきましたが、今回はそのまま左側を歩きます。

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東京ドームシティを右に丸の内線と交差して、水道橋を目指します。

水道橋駅(I-11)に到着(10:52)。予定では11時には目黒だったのですが、大幅ビハインド。南北線は厳しくなってきました。

ココイチカレーがあったので早めにランチ。今回は手仕込みとんかつカレー・2辛・野菜トッピングです。

水道橋の地名はかつて神田上水の水路(樋)が架けられていたことに由来しています。神田川を渡ります。

日本大学経済学部を過ぎ、白山通りを進み、靖国通りと交差。古書店街に入りました。日差しがきつい!

神保町駅(I-10)に到着(11:49)。東京メトロ半蔵門線、都営三田線、都営新宿線の3路線が乗り入れています。

小学館の本社ビル。数日前にアニメ「これ描いて死ね」第2話をみてたらこのビルが爆破されていました。小学館が原作元のようです。

TVアニメ『これ描いて死ね』公式サイト
マンガ大賞2023大賞受賞『これ描いて死ね』が待望のTVアニメ化! 2026年7月3日より毎週金曜日本テレビ系フラアニにて23時30分から全国30局ネットで放送!!

 
オープンキャンパスでにぎわう共立女子学園を通過し、日本橋川に架かる一ツ橋を渡る。

内堀通りに入りました。右手に平川門が見えます。この暑い中(31.3℃)でも皇居ランナーが走っています。


日本の道100選の内堀通りを大手町へ向け進む。大手門を通過します。

オフィス街に入り東京の交通網の心臓部 大手町(I-9)に到着(12:08)。東京メトロの丸ノ内線、東西線、千代田線、半蔵門線、都営地下鉄の三田線の計5路線が乗り入れています。

内堀通りに復帰。梅雨明けを思わせる天気。
大手町のオフィス街では、常にどこかで再開発が進んでいます。

東京駅丸の内駅舎から皇居までを一直線に結ぶ行幸通り。普段は車両の通行が制限されており、皇室行事や外国大使の信任状捧呈式の際に馬車列が通る特別な通りとして知られています。

日比谷駅(I-8)に到着(12:22)。東京メトロ 日比谷線、千代田線、都営地下鉄の三田線が乗り入れています。

内堀通りは日影がなく暑さが厳しい。晴海通りと交差します。

日比谷公園あたりで木陰の恩恵に与る。

左手に帝国ホテル東京。日比谷公園内では「AMERICAN FESTIVAL 2026」が開催され、賑わっています。

日比谷公園内にある「烏帽子石」。江戸時代、当時の城門の石垣として使われていたものです。

内幸町駅(I-7)に到着(12:36)

日比谷通りを進む。右側のビル影を進みます。
「芝郵便局開局100周年記念(1991年)」として設置された記念ポスト。バラの花をあしらったレリーフが施されています。

芝公園で休憩することにしました。鳩も木陰にとどまり、近寄っても逃げません。

芝公園の緑越しに見上げる東京タワー。ヒマワリが見頃。夏ですね。

もう南北線は無理そう。リュックを下ろし、靴を脱いでベンチでのんびり過ごします。緑に囲まれていて、都心とは思えないほど穏やかな時間が流れています。

御成門駅(I-6)に到着(13:11)

増上寺の境内にある「有章院霊廟二天門」。増上寺から東京タワーを見上げる。

現在、増上寺では国指定重要文化財である「三解脱門(さんげだつもん)」の大規模な保存修理工事が行われています。

大本山 増上寺
徳川将軍家とのゆかりの深い、大本山 増上寺の公式サイト。東京、芝にある増上寺は、600年の歴史をもち、徳川家康公ゆかりの秘仏「黒本尊」を祀る「勝運」のお寺として親しまれています。



芝東照宮を過ぎ、ひたすら日比谷通りを進む。この辺りは大江戸線都歩と重複するルートです。

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芝公園駅(I-5)に到着(13:20)

芝園橋(古川)を渡る。都心環状線は吊り足場で工事中
 
予期せずNEC本社ビル「NECスーパータワー」。NECの創立90周年記念事業として建設され、1990年1月に竣工。
上層部に行くに従って3段階に細くなるロケットのような外観が特徴で、「東京タワー」のようなタワーのイメージと当時超高層ビルで初めて採用された「スーパーフレーム構造」、次世代のインテリジェントビルという意味を込めて「スーパータワー」と名付けられました。 中層部(16階〜38階)には、「ウインドアベニュー」と呼ばれる巨大な開口部(風穴)が設けられています。

日本電気本社ビル竣工25周年: NEC技報でひもとくNECの歴史 | NEC
過去のNEC技報の特集・論文から、本社ビルにこめられた想いや、気になるロケット形の理由、愛称「NECスーパータワー」の由来をご紹介します。


ガラスと鉄骨を君合わせた三田駅(I-4)に到着(13:45)。都営三田線と浅草線の2路線が乗り入れます。

いったん国道15号線(第一京浜)へ。「慶応仲通り商店街」の入口が見えます。

三田という地名は古くは「武蔵国荏原郡御田」といい、神領の呼び名であったようです。影が長くなってきました。

白金高輪駅(I-03)に到着(14:11)。東京メトロ南北線と都営三田線が乗り入れています。この2路線は目黒駅から当駅まで線路を共有しています。この時間でもう一度ここまで折り返すと思うと南北線は困難。断念することにしました。

白金一丁目交差点は目黒通りと桜田通り(国道1号)が交差。しばらく桜田通りを進み、目黒通りに入ります。

この言葉は、詩人・坂村真民(さかむら しんみん)氏の作品の一節。「自然の営みに身をゆだねる」という視点

「白金」という地名は、貴金属の「プラチナ(platinum)」を連想させます。高級住宅街としてのイメージが定着しているため、「プラチナ」という言葉の響きが、この街の雰囲気とマッチしています。金属を勉強してきたけど、白金は熱電対以外になじみがないなぁ。

「渡辺美奈代 40th Anniversary Live」の小さなポスター。固定ファンがいるんだな。

坂を上り切ると結婚式場や宴会場としての利用が有名な八芳園。「八芳園」という名前には、「四方八方、どこから見ても美しい」という意味が込められているそうです。

白金台駅(I-2)に到着(14:31)

東京大学の医科学研究所。東京大学TLO時代によく訪問させていただきました。ブタにヒトの臓器を作らせる中内教授、免疫の寄与の教授他を担当させていただきました。なつかしいなぁ。

研究課題|東京大学医科学研究所 幹細胞治療部門
東京大学医科学研究所・幹細胞治療部門のサイトです。免疫学、分子生物学、細胞生物学、発生工学など、基礎科学の知識や方法論を臨床医学と結びつけることにより、新しい病気の発見、病態の解明、治療法の開発など、先端医療の確立に貢献することを目指してい...
感染・免疫部門|東京大学医科学研究所

仕事はやっぱり「研究」が一番楽しい。自分のアイディアを検証・実証する楽しさがこの上ない。石川島播磨重工業(IHI)・電源開発で短いながら研究できたのは幸い。ささやかな成果は論文に残すことができました。「ずっと研究職だったら・・・」と思うこともありますが、さまざまな仕事を経験したからこそ、ラボから現場まで対応できる守備範囲の広い自分ができたと自負しています。

論文
火力原子力発電技術協会誌に多数の論文を投稿。火力原子力発電技術協会の論文賞や苅田記念賞を受賞し、技術力が高く評価されています。


医科研の建物は昔と変わりません。威風堂々たる姿

力強く華やかな鬼百合にひまわり

アガパンサスに紫のサルビア。医科研内で咲いていました。

一号館は筋かいが入り、外観をたもったまま耐震補強しているようです。門の装飾も立派

目黒通りに復帰。2DLKで47万円、3LDKで50万円か。

南北線をあきらめ、残すところ目黒駅のみとなりました。余裕ができたので、白金台どんぐり公園の木陰でのんびりすることにしました。丸くて小さな形と、鮮やかな赤紫やピンク色が特徴的なセンニチコウ(千日紅)と黄色からオレンジ色の花弁のサンビタリア

休憩後、ラストスパートで目黒を目指す。東京都庭園美術館と国立科学博物館附属 自然教育園は閉園1時間前だったので、スルーしました。

南風のときは、飛行機がこの辺りを降下する。着陸でエンジンは吹かさないけど、高度が低いから騒音はある。

飛行経路|羽田空港のこれから - 国土交通省
国土交通省のウェブサイトです。最新情報、政策、統計情報に関する情報などを掲載しています。


首都高速2号目黒線を潜り抜けるとJR目黒駅

目黒駅(I-1)に到着(15:20)。少し物足りなさも感じましたが、暑い中、無理は禁物ですね。
はじめて訪問した板橋区、久々の医科研など、味わい深い都歩となりました。

新調したアシックスのシューズのおかげで足の負担も軽減!
暑いけど都歩は続けます!次回もご期待ください!